A piece of work using fan-noise as a keynote of present age
フィールドレコーディングしたファンノイズを用いた8チャンネル出力の音響作品です。
背景として、マーリー?シェーファーの「サウンドデザイン」の現状での不可能性から、ローファイなサウンドスケープを基準として聴取活動を再編する試みの一つとして意図されたものです。
あらゆるところに存在しながらも多くは聴取対象とならないファンノイズ、
その特異な響きをもつ音の中に身を置いてみてください。
水谷大介 / MIZUTANI Daisuke
1979年生まれ。
2006年まで、国際基督教大学教養学部人文科学科音楽学専攻。
2006年よりIAMAS在籍。
主な関心は聴取論、環境音。