紡ぐ?大垣第一女子校の記憶?
平成2年に閉校した大垣の繊維産業で働く勤労女学生のための定時制高校。現在、その校舎はIAMASとして使用されています。
この展示では、時を経て作者と校舎を共有する女子高生たちの青春時代に迫り、今は薄れつつある大垣の「繊維のまち」としての記憶を紡ぎ直すことで、まちに残る当時の記憶の痕跡と彼女らの口から語られる物語から、今私たちがこのまちに生きる意味を問う場を創造します。
(※この展示は別会場で行います)
井上さおり / INOUE Saori
岡山県立大学デザイン学部ビジュアルデザイン学科メディアデザインコース卒業
2006年よりIAMAS大学院にて、場(サイト)とアートの関係について研究中。