Contents
概要
2Dデータを元に、レーザー光線を照射して薄い木材やアクリル板などを彫刻または切断する工作機械です。 アクリル(?5mm程度)、木材(~5mm程度)、紙、フェルト(化繊)、レーザー加工用ゴム、革などが加工可能です。
仕様
- 正式名称:トロテック Speedy300
- 最大加工サイズ:W727*H432mm
- 高さ調整範囲 :200mm
- 最大材料重量 :20kg
- 出力:30W
データの作り方+動画
- カラーモードは「RGBモード」
- ドキュメントサイズは、最大加工サイズ以下にする
- アートボードは一つでつくる
- 加工に使用するカラーは以下4色
- 彫刻加工 →黒(R:0,G:0,B:0)の塗りつぶし、線はなし
- 切断加工 …赤(R:255,G:0,B:0) 線幅0.001mm、塗りつぶしなし
- 線の彫刻 …青(R:0,G:0,B:255) 線幅0.001mm、塗りつぶしなし
- 切断加工 …緑(R:0,G:255,B:0) 線幅0.001mm、塗りつぶしなし
データの作成方法(trotec用)
データのカラーモード修正方法(trotec用)
操作方法
加工データの読み込み?基本操作(trotec用)
メンテナンス方法
- 加工前にテーブルの位置を確認する
- 集塵機のアラームが鳴ったら、不織布タイプのキッチンペーパーを交換
- ハニカムテーブルの下のゴミは加工後に取り除く
- テーブルの下に焦げ付きがあるときは、マジックリン→水拭き→カラ拭きの順に掃除
ミラー?レンズの確認?清掃方法
集塵機の確認方法
素材について
特性上加工できない素材があります。
加工したことがない素材についてはスタッフにご相談ください。
【加工不可素材】
- 塩化ビニル系|人体に有害である他、工作機械の故障の原因となります。
- 食品|衛生上問題があるため加工できません。
- 金属|カット、彫刻共に加工できません。
【加工要注意素材】
- 鏡面/反射素材|誤った加工をすると作業者が危険である他、工作機械の故障の原因となります。必ずスタッフの指導を受けてください。
- 合皮|上記塩化ビニルを含むものが多いです。必ず素材の内容を確認し、スタッフに確認してください。
- ダンボール|何層かになる素材はむやみに出力を上げると火災の原因となります。何度かに分けて切るなど工夫が必要です。
【カット加工ができない素材】
- ガラス|彫刻可能。すりガラスのような効果があります。熱くなるため、取り出しの際は注意が必要です。
- 石|彫刻可能。深くは彫刻できないため、あまり目立ちません。
- 人工大理石|彫刻可能。