08年01月30日[IAMAS2008コラム]仕事の裏側:第二回
IAMAS2008実行委員の仕事を紹介するコラム「仕事の裏側」の二回目は裏方中の裏方、会場設営班を代表して大学院スタジオ2の山本信幸君にお話を伺いました。展示の為のこまごまな仕事を取り仕切っているのが会場設営班。この人たちがいなければ展示は成り立ちません。
[山本君のコメント]
会場設営は、主に3人のメンバーが中心になって運営しています。3人とはいうものの、とにかく仕事が多くて大変です、この係。とにかく大半の仕事が会場設営に少なからず関係してくるので、次から次へと仕事が発生します(もちろん、周りのみんなもサポートしてくれています)。
展示会場のプランニング、出品者の作品把握、展示台の把握、会場設営の各係への作業の振り分け、そして各チームとの連携などなど。おかげで個人の卒業制作や論文が2、3日全く進められないということもしばしば。そして、「あーっ、もう!!」と不満を爆発させることもたびたび。この膨大な作業量を、前回まで一人で担当していたということですから驚きです…。
ですが会場設営は、IAMAS全体の人達とより多く関わり合うことができる係でもあります。4mの壁に映像をプロジェクションする人、子供のイラストを描いている人、Wiiリモコンをぐりぐり動かしてる人、同じ携帯を大量に買い集めている人、シーソーを作っている人、ノートPCの前で瞬きばかり繰り返している人、いつも丁寧に対応してくださる事務局のお姉さん、そして神がかり的な腕を持つ建築の先生。改めてIAMASを見回してみて、幅広い分野から様々な人達が集まっている「変な学校」だなぁ、と思いました。
今回のIAMAS2008の展示会場は、そんなバラエティ豊かなIAMASの現在を見ることができる構成にしています。各作品との相性やバランスを念入りに考慮しながら、数ヶ月に渡り会場プランを作りあげてきました。各出展者も家に帰らず、風呂にも入らず、徹夜を繰り返し、まるで馬車馬のごとく作品を制作している最中です!!
是非、実際にIAMAS2008で作品を見て触れて、そして会場を歩き回ってみてください。当日のご来場心よりお待ちしております。
IAMAS2008 会場設営班
山本信幸
山本君、ありがとうございました。