プロジェクトについて

Craft, Fabrication and Sustainabilityプロジェクトは、「イノベーション工房」をベースに建築設計事務所「TAB」、岐阜県立森林文化アカデミーと連携しながら活動しています。
3Dプリンタやレーザー加工機、CNCといったデジタル工作機械によりデジタルデータを元に「製造」するデジタルファブリケーションは、デジタル工作機械を備えた市民工房とその世界的なネットワークである「Fab Lab」などを中心に「ファブ」として広く認知されつつあります。
一方で、手作業を中心に発展してきた工芸においても、ファブを手法として取り入れようとする動きが出てきています。これら2つの要素の掛け合わせによる新しい産業領域の可能性は概念としては提唱されているものの、製品として成立する実例が少ないという状況でした。
このプロジェクトでは最初から経済的な持続可能性も視野に入れ、新しい領域の可能性を探求することを目的として活動しています。
※本プロジェクトは2018年3月で活動を終了しました。