2012
3画面による映像インスタレーション作品。 韓国の民間信仰で夢占いと区分される「胎夢」をテーマに、本作では私の胎夢を見た祖母の話と子供の頃の故郷「群山」での記憶を再構成する。 韓国の民間信仰で夢占いに区分される「胎夢」は、妊婦やその周りの人がみる、これから生まれてくる赤ちゃんを暗示する夢である。 ほとんどの韓国人は自分の胎夢を持っており、胎夢は韓国社会の中で重要視されている。 私も自分の胎夢を持っており、私の実家ではその話がかなり話題になった。 今回の作品では、私の胎夢を見た祖母の話と、子供の頃の故郷「群山」での記憶を再構成した。