アンビエントコンピューティングなおうち
環境に溶け込み、存在を意識することなくコンピュータを利用することを「アンビエントコンピューティング」といいます。例えば、冷蔵庫やベッドの重量、家の中の様々な匂い、温湿度や気圧の変化などをリアルタイムに取得すると、これまで気が付かなかった家の中で起こる様々なことが見えてきます。出展者は自宅に多数のセンサを設置、常時100種類以上のデータを取得し、それを解析してフィードバックするしくみを構築して長年運用しています。これにより、住人の行動も変わっていきました。展示ではそのシステムの一部を来場者のみなさまにご体験いただくことができます。
〈VR会場〉
プロフィール
2007年よりニコニコ技術部員として活動を開始。新しい技術が出てくるとそれを試して動画やブログ、メイカー向けイベントなどで発表してきました。人間とコンピュータの連携による新たな可能性に興味があり、長年AR(拡張現実感)や機械学習、画像認識や音声合成技術などに取り組んできました。安価で使いやすいIoT向けデバイスであるM5Stackが発売となった2018年以降は家の中に多数のデバイスを設置するようになり、コンピュータの中に溶け込む生活を送っています。