ラインセンサを利用した簡易分光器
光源(自然光、LEDなど)からの光を回折格子によって分光し、ラインセンサによって光強度を測定します。波長が既知の基準光を利用することで、ピクセル番号と波長の関係を決定し、分光器として利用しています。ラインセンサの駆動基板のみの利用も可能です。
今回、改変可能なLabVIEWアプリケーションを追加、無償配布することにより、用途にあったGUIを得やすくなりました。また、高校の実験をはじめ、塗膜厚みや色彩、化学反応、自然光、などの分光器利用や位置決定のためのセンサ利用などが可能です。
〈VR会場〉
プロフィール
まつLabの松元は、普段は結晶やセラミック、金属などの受託加工をしております。ひょんなことから分光器を作ることになりました。SendaiMMF2022に出展した際に、計測?解析ラボの大橋さんも出展されており、LabVIEWアプリケーションと分光器(ラインCCD)の制御という内容で、コラボレーションをお願いしたところ、快諾いただきました。今回は従来の動作アプリではなく、LabVIEWアプリケーションを新規作成し、改変可能なアプリを無償配布で公開しました。