ディープラーニング ~ハードウェア化への道
ディープラーニング(機械学習)をパソコン/ラズベリーパイ上でPython/C言語で行うのは比較的簡単である。しかしそれをカメラや自動車などに組み込むとなると途端にハードルが上がり、またGPUなどを使うと消費電力などの問題も出てくる。FPGAは高速?並列処理に長けたデバイスであり、その処理能力のわりに消費電力は少ない。本出展ではディープラーニングをHDLという言語で開発してFPGAに実装する。CMOSカメラモジュールからの動画をすべてAND, OR, フリップフロップといった論理回路、乗算器、加算器、RAM/ROMといった「デジタル回路」のみで処理する。MNISTという手書き文字の認識アルゴリズムを使い、黒板に書いた数字などの推論を行う。
プロフィール
デジタル信号処理のスペシャリストです。音声?画像などのデジタル信号処理システム,VHDL/VerilogによるFPGA(Xilinx/AMD, Altera/Intel),dsPIC, ARM Cortex,MSP430等マイコンシステム,ラズベリーパイ,Arduino,Windowsアプリケーション,スマートフォンアプリ(Android/iPhone),プリント基板などの開発に従事。「実践ディジタル?フィルタ設計入門」,「dsPIC基板で始めるディジタル信号 処理」,「FPGAスタータ?キットで初体験!オリジナル?マイコン作り」,「FPGAパソコンZYBOで作るLinux I/Oミニコンピュータ」などCQ出版社から著書多数 。各種セミナも開催しています。