KIMURA Kei

創造的解釈

Creative Interpretation

制作協力:柳田恵里(《Ticking Time》)、伏田昌弘、榎本智史(《サイバーバード協奏曲》)、松岡龍(《Electric Counterpoint》)
端末および鑑賞方法
《Ticking Time》:プロジェクター、PC、オーディオインターフェース、2台のスピーカーを用いる。客席にて鑑賞。
《サイバーバード協奏曲》:マイクとMIDIピアノで演奏を、Azure Kinectにて演奏家の身体動作を記録する。
鑑賞者は同じ会場にて、演奏家のデータ化された身体をHoloLens2越しに見て、鑑賞空間にあるMIDIピアノ、スピーカーが「演奏」する音を聴く。
その際の音と映像の同期はOSCを用いる。回遊しながら鑑賞する。
《Electric Counterpoint》:スピーカー9台、オーディオインターフェース、PC、マイクを使用する。
鑑賞者は9台のスピーカーで構成された空間を回遊しながら鑑賞する。

「創造的解釈─Creative Interpretation」は、演奏家による既存の曲への拡張された解釈に基づく演奏を提案するものである。3つの修士作品のダイジェスト及び各手法についての展示と、?Electric Counterpoint?(スティーブ?ライヒ作曲)のパフォーマンスを行った。

“Creative Interpretation” presents a way of performance that is based on a performer’s expanded interpretation of an existing piece. The exhibition consists of the digest and method of my three master’s degree projects, and a performance of “Electric Counterpoint” (composed by Steve Reich).

主査
三輪眞弘
副査
プロフィール
1991年京都生まれ、横浜育ち。昭和音楽大学音楽学部器楽学科卒業、フリーランスのサクソフォン奏者として活動した後、入学。作曲された作品の演奏解釈に対する独自の概念を提案し、演奏家の新たな在り方を追求している。