HAYASHI Nobuhiko

ほとゝぎす

The Lesser Cuckoo

作者は、8世紀に成立した日本最古の歌集『萬葉集』からホトトギス(霍公鳥)の鳴き声に言及した短歌120首を選び、それらの歌の文字列をイメージシンセシスという技術を用いて音響に変換した。展示空間で再生されたそれらの音は環境音と混ざり合い、スペクトログラムアナライザーでリアルタイムに再?視覚化される。

I have selected 120 poems, referring to the chirp of the lesser cuckoo (ほとゝぎす, 霍公鳥, Cuculus poliocephalus from Japan’s old poetry collection, the 8th c. Man’yoshu. Then he converted the lettering from those poems into sounds using ‘image synthesis.’

主査
前林明次
副査
プロフィール
1992年愛知県生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科(廃止)を中退後、コンピュータ音楽を独学。音響再生産メディアを使用した作品を制作している。