FUKAO Nozomi

(pa)street-view

(pa)street-view

写真提供:京都大学人文科学研究所
撮影機材:SONY AX-40
映像編集:Adobe Photoshop, AfterEffects, Premiere Pro

《(pa)street-view》は写真の出来事を再現し、それが「かつて」どのような意味があったのか、そして「いま」どのような意義があるのかを表現者が感取し、語りを構築するものである。鑑賞者は語りと、それを見る過去の人々の間に立つことにより過去の振り返りを行う。またこの試みを永遠に続けることによって人々の価値観の消失?変遷を記録する。

(pa)street-view is a piece in which the author recreates events using photographs, intuiting the significance they had at the time, comparing this to their meaning today. Through this, a narrative is built. Spectators look back on these events, standing between the narrative and those in the past who bore witness to them. By eternally repeating this dynamic, the piece records the loss and transformation of different values systems.

主査
松井茂
副査
プロフィール
1994年生まれ。北海道出身。2018年横浜国立大学教育人間科学部卒業。写真や映像などのメディアを通じて過去を振り返ることは、ただ単にかつて生じた出来事を知るだけではなく、その先にある「いま」そして「未来」の責任を担うことである。そのような目的のもと写真における新たなるアーカイブのあり方を模索する。