『慰問文集』再々発行プロジェクト
卒業生の水野雄太さんが、「『慰問文集』再々発行プロジェクト」にて、クラウドファンディングの支援者を募集中です。また、クラウドファンディング期間中に連続トークイベント『なぞるとずれる|Trace and Slip』が行われます。
あなたは、「慰問文」を知っていますか?
慰問文とは、前線の兵士を鼓舞?慰労するために、国内に暮らす人々が戦場に送った手紙の総称です。戦時中は、日用品や写真、お守りなどを入れた「慰問袋」に添えられて、戦地の各部隊に送達されていました。
1939(昭和14)年、夏。日中戦争の真っ只中、岐阜県加茂郡伊深村の子どもたち約40名は、村から出征した“兵隊さん”の無事を祈って慰問文集をガリ版で刷り、中国に送りました (発行)。
1979(昭和54)年、夏。文集が発行されてからちょうど40年後、「伊深親子文庫」に集う母親たちは、3ヶ月をかけてその文集を一文字ずつ鉄筆でなぞって複製し、村中に配布しました (再発行)。
2019(欧洲杯比赛投注_欧洲杯外围app-竞猜|官网元)年、夏。文集が再発行されてからちょうど40年後、私たちは、その村で80年前に起きていたこと、40年前に起きていたことをなぞり直し、書籍として自主出版します (再々発行)。
この取り組み(『慰問文集』再々発行プロジェクト)では、書籍の制作?発行?流通にかかる費用の一部をクラウドファンディングで募ります。「平穏への願い」をあなたに届ける手づくりの本づくり。
そのプロセスに、あなた自身もご参加ください!